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TOP 児童書桜間中庸短編（5分以内）山の駅

山の駅

桜間中庸

『山の駅』は青空文庫で公開されている桜間中庸の短編作品。239文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。

文字数

5分以内 239 文字

人気

-- PV

書き出し

汽車がきてます山の驛驛長さんと機關手とお話してます立つたまゝ生れたお國のことなどを馬もきてます馬車の馬プラツトホームは山つづき月見草など咲いてゐて虫がこもつて鳴いてますまもなく出るでせうあの汽車は時計をみてます驛長さん空をみながら機關手は機關車の方へ歩きます雲が近くてこの驛は汽笛の音がふくれますトンネルからきたあの汽車はまたトンネルに入るでせう。

初出

底本

「日光浴室　櫻間中庸遺稿集」ボン書店, 1936（昭和11）年7月28日

表記

旧字旧仮名

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