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10分以内で読める青空文庫の短編児童文学作品(5ページ目)

青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編336作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(2,001〜4,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
201〜250件 / 全336件
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枕もとの障子に笹(ささ)の葉のかげがうつりました。
林の中に行つてみると、紅のいろをした美しい蛇いちごが生つてをります。
ちえ子さんは可愛らしい奇麗な児でしたが、勉強がきらいで遊んでばかりいるので、学校を何べんも落第しました。
岡の上に百姓のお家がありました。
暗い晩で風が吹いていました。
マヅシイヲトコノヒトガアリマシタ。
ある田舎に、仲のよい兄弟がありました。
正ちゃんは、左ぎっちょで、はしを持つにも左手です。
京都に行ったことのある人は、きっとそこの清水の観音様にお参りをして、あの高い舞台の上から目の下の京都の町をながめ、それからその向こうに青々と霞(かす)んでいる御所の松林をはるかに拝んだに違いありません。
さびしいいなかながら、駅の付近は町らしくなっていました。
「新一、遅くなるよ、さあお起き。
むかし近江の国に田原藤太という武士が住んでいました。
熊さんは、砂浜の上にすわって、ぼんやりと海の方をながめていました。
もう、ひやひやと、身にしむ秋の風が吹いていました。
兄さんの打った球が、やぶの中へ飛び込むたびに辰夫くんは、草を分けてそれを拾わせられたのです。
必ず九時迄に来ると、云つて置きながら、十五分も過ぎてゐるのに、未だ叔父は来なかつた。
一降り欲しいとのぞんだ夏の小雨が、終日降り続いて、街の柳に煙つたかとみると、もうそれは秋雨と呼ばなければならない。
町の方から、いつもいい音が聞こえてきます。
むかし、世の中にいろんな神が――風の神や水の神や山の神などいろんな神が、方々にたくさんいた頃のこと、ある所に一人の長者が住んでいました。
後村上天皇さまの皇子さまに、寛成さまと申すお方がございました。
正二くんは時計がほしかったので、これまでいくたびもお父さんや、お母さんに、買ってくださいと頼んだけれども、そのたびに、「中学へ上がるときに買ってあげます。
若いがんたちが、狭い池の中で、魚をあさっては争っているのを見て、年とったがんが歎息をしました。
あるところに金持ちがありまして、毎日退屈なものですから、鶏でも飼って、新鮮な卵を産まして食べようと思いました。
外は寒いけれど、いいお天気でした。
私がまだ六つか七つの時分でした。
たいへんに、金をもうけることの上手な男がおりました。
むかし、むかし、おじいさんとおばあさんがありました。
むかしあるところに一人の欲ばりの坊さんがおりました。
秋風が吹きはじめると、高原の別荘にきていた都の人たちは、あわただしく逃げるように街へ帰ってゆきました。
風船球は、空へ上がってゆきたかったけれど、糸がしっかりととらえているので、どうすることもできませんでした。
すがすがしい天気で、青々と大空は晴れていましたが、その奥底に、光った冷たい目がじっと地上をのぞいているような日でした。
炭焼きの勘太郎は妻も子も無い独身者で、毎日毎日奥山で炭焼竈(がま)の前に立って煙の立つのを眺めては、淋しいなあと思っておりました。
なんでも、一本の木が大きくなると、その根のところに、小さな芽が生えるものであります。
バリカンが山の斜面を滑る橇のやうにスルスルと正吉の頭を撫でゝゆくと、針のやうな髪の毛はバラバラととび散つた。
あるところにぜいたくな人間が住んでいました。
「兄さんはそれで病気なの?何だか可笑しいわ。
小学校にいる時分のことでした。
太郎さんはお父さまから銀色にピカピカ光る空気銃を一梃頂きました。
町から、村へつづいている往来の片側に、一軒の小さなペンキ屋がありました。
私が中学の三年の時でした。
北の故郷を出るときに、二羽の小鳥は、どこへいっても、けっして、ふたりは、はなればなれにならず、たがいに助け合おうと誓いました。
花の咲く前には、とかく、寒かったり、暖かかったりして天候の定まらぬものです。
季節が、冬から春に移りゆく時分には、よくこんなような静かな、そして、底冷えのする晩があるものですが、その夜は、まさしくそんな夜でありました。
野原の中に一本の松の木が立っていました。
夜、銀座などを歩いていると、賑やかに明るい店の直ぐ傍から、いきなり真闇なこわい横丁が見えることがあるでしょう。
村は静かでありました。
上昔、ある国に金持ちの王さまがありました。
春のころ、一度この谷間を訪れたことのあるしじゅうからは、やがて涼風のたとうとする今日、谷川の岸にあった同じ石の上に降りて、なつかしそうに、あたりの景色をながめていたのであります。
露子さんは継子で、いつもお母さんからいじめられて泣いてばかりいました。
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