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児童書版

冬の夜がたり

永井荷風
『冬の夜がたり』は青空文庫で公開されている永井荷風の短編作品。6,395文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   6,395 文字
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書き出し
何歳ごろの事であつたか、はつきりとは思返すことができないのであるが、然し其時の記憶は半世紀あまりを過ぎた今日に至るまで、かすかながら心の奥に残されてゐる。
初出
1946年   (「來訪者」筑摩書房、1946(昭和21)年9月5日第1刷)
底本
「荷風全集 第十八巻」岩波書店, 1994(平成6)年7月27日
表記
新字旧仮名
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