詩二つ
梶井 基次郎

『詩二つ』は梶井基次郎の短編作品。654文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。

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5分以内
  654 文字
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書き出し 秘やかな楽しみ一顆の檸檬を買い来て、そを玩ぶ男あり、電車の中にはマントの上に、道行く時は手拭の間に、そを見そを嗅げば、嬉しさ心に充つ、悲しくも友に離りてひとり唯独り我が立つは丸善の洋書棚の前、セザンヌはなく、レンブラントはもち去られ、マチス心をよろこばさず、独り唯ひとり、心に浮ぶ楽しみ、秘やかにレモンを探り、色のよき本を積み重ね、その上にレモンをのせて...
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