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児童書版

砂糖

永井荷風
『砂糖』は青空文庫で公開されている永井荷風の短編作品。2,604文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   2,604 文字
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書き出し
病めるが上にも年々更に新しき病を増すわたしの健康は、譬えて見れば雨の漏る古家か虫の喰った老樹の如きものであろう。
初出
1921年   (「国粋 第二卷第十號」国粋出版社、1921(大正10)年10月1日)
底本
「麻布襍記 ――附・自選荷風百句」中公文庫、中央公論新社, 2018(平成30)年7月25日
表記
新字新仮名
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