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一種の攘夷思想

北村透谷
『一種の攘夷思想』は青空文庫で公開されている北村透谷の短編作品。3,579文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   3,579 文字
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書き出し
三千年を流るゝ長江漫※(も)[#「さんずい+(くさかんむり/奔)」、83-上-3]たり、其始めは神委にして、極めて自然なる悖生にゆだねたり、仲頃、唐宋の学芸を誘引し、印度の幽玄なる哲学的宗教に化育せられたりと雖(いへども)、凡ての羣流、凡ての涓※(も)(けんくわい)[#「さんずい+會」、83-上-5]を合せて、長江は依然として長江なり。
初出
1892年   (「平和 三號」平和社(日本平和會)、1892(明治25)年6月15日)
底本
「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房, 1969(昭和44)年6月5日
表記
新字旧仮名
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