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児童書版

妙義山の五日

大町桂月
『妙義山の五日』は青空文庫で公開されている大町桂月の中編作品。14,991文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内   14,991 文字
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書き出し
むかし取つたる杵柄、如何なる嶮山でも、何の糞と侮りて、靴穿きたるまゝ、洋服のづぼんもまくらず、即ち別に毫も旅仕度せずに、山にのぼりしが、心ばかりは、むかしにて、十年來、自墮落にもちくづしたる身體の力は、もとのやうにも無し。
初出
底本
「桂月全集 第二卷 紀行一」興文社内桂月全集刊行會, 1922(大正11)年7月9日
表記
旧字旧仮名
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