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児童書版

蛙の鳴声

寺田寅彦
『蛙の鳴声』は青空文庫で公開されている寺田寅彦の短編作品。322文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   322 文字
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書き出し
何年頃であったか忘れてしまったが、先生の千駄木時代に、晩春のある日、一緒に音楽学校の演奏会に行った帰りに、上野の森をブラブラあるいて帰った。
初出
1918年   (「渋柿 第五十六号附録」1918(大正7)年12月)
底本
「寺田寅彦全集 第一巻」岩波書店, 1996(平成8)年12月5日
表記
新字新仮名
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