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北条民雄の全作品

青空文庫で公開されている北条民雄の全作品45篇を、おすすめ人気順で表示しています。


1〜45件 / 全45件

作品名 著者 読了時間 人気 書き出し
作品名 著者 読了時間 人気
いのちの初夜
(1936年)
北条民雄
1時間〜
  25,704 文字
駅を出て二十分ほども雑木林の中を歩くともう病院の生垣が見え始めるが、それでもその間には谷のよう...
いのちの初夜 北条民雄
駅を出て二十分ほども雑木林の中を歩くともう病院の生垣が見え始めるが、それでもその間には谷のように低まった処や、小高い山のだらだら坂などがあって人家らしいものは一軒も見当たらなかった。
月日
(1938年)
北条民雄
30分以内
  4,242 文字
一歩一歩注意深く足を踏みしめて、野村は歩いた。
月日 北条民雄
一歩一歩注意深く足を踏みしめて、野村は歩いた。
童貞記
(1934年)
北条民雄
5分以内
  1,543 文字
部屋の中ではかなくうら悲しい日が続く。
童貞記 北条民雄
部屋の中ではかなくうら悲しい日が続く。
重病室日誌
(1937年)
北条民雄
30分以内
  7,405 文字
×月×日。
重病室日誌 北条民雄
×月×日。
キリスト者の告白 北条民雄
10分以内
  2,826 文字
何とて我は胎より死にて出でざりしや、何とて胎より出でし時に気息たえざりしや、如何なれば膝ありて...
キリスト者の告白 北条民雄
何とて我は胎より死にて出でざりしや、何とて胎より出でし時に気息たえざりしや、如何なれば膝ありてわれをうけしや、如何なれば乳房ありてわれを養ひしや、――ヨブ記――詩話会は夜の六時から始まることになつてゐた。
癩者 北条民雄
5分以内
  436 文字
それを見たとたん、秋津栄三はがつくりと膝を折つてそのまま地べたへつき坐つてしまひさうになつた。
癩者 北条民雄
それを見たとたん、秋津栄三はがつくりと膝を折つてそのまま地べたへつき坐つてしまひさうになつた。
北条民雄
5分以内
  495 文字
急に高まつて来た室内のざわめきに、さつきから、睡るでもなく睡らぬでもない状態でうつらうつらとし...
北条民雄
急に高まつて来た室内のざわめきに、さつきから、睡るでもなく睡らぬでもない状態でうつらうつらとしてゐた鶏三は、眼を開いた。
大阪の一夜 北条民雄
5分以内
  552 文字
十日ほども降り続いた梅雨があけると、おそろしくむし暑い日が続いて、街は、腐敗したどぶ川の悪臭が...
大阪の一夜 北条民雄
十日ほども降り続いた梅雨があけると、おそろしくむし暑い日が続いて、街は、腐敗したどぶ川の悪臭が染み込んでぶくぶくと泡立つてゐるやうに感ぜられた。
人間再建 北条民雄
5分以内
  666 文字
私は彼の告白記を紹介する前に、一応私と彼との関係や、間柄を記して置きたいと思ふ。
人間再建 北条民雄
私は彼の告白記を紹介する前に、一応私と彼との関係や、間柄を記して置きたいと思ふ。
年頭雑感
(1938年)
北条民雄
5分以内
  972 文字
思へばここ数年来、年あらたまる毎に私の生活は苦痛を増すばかりであつた。
年頭雑感 北条民雄
思へばここ数年来、年あらたまる毎に私の生活は苦痛を増すばかりであつた。
烙印をおされて 北条民雄
5分以内
  1,085 文字
右腕の神経痛が始まつたので、私はここ数日床の中で朝夕を送り迎へてゐる。
烙印をおされて 北条民雄
右腕の神経痛が始まつたので、私はここ数日床の中で朝夕を送り迎へてゐる。
邂逅 北条民雄
5分以内
  1,155 文字
高等科二年の多吉は、ある夕方、校門を出るとただ一人きりで家路に向つた。
邂逅 北条民雄
高等科二年の多吉は、ある夕方、校門を出るとただ一人きりで家路に向つた。
一九三六年回顧 北条民雄
5分以内
  1,272 文字
ここ十日ばかりといふもの、何もせずにぼんやりと机の前に坐つて暮してゐる。
一九三六年回顧 北条民雄
ここ十日ばかりといふもの、何もせずにぼんやりと机の前に坐つて暮してゐる。
発病した頃 北条民雄
5分以内
  1,281 文字
胸までつかる深い湯の中で腕を組んで、私は長い間陶然としてゐた。
発病した頃 北条民雄
胸までつかる深い湯の中で腕を組んで、私は長い間陶然としてゐた。
赤い斑紋 北条民雄
5分以内
  1,376 文字
都美は、このごろ、夕暮になると、その少年に逢ひに行くのが、癖になつて、少年に逢はない日は、ホツ...
赤い斑紋 北条民雄
都美は、このごろ、夕暮になると、その少年に逢ひに行くのが、癖になつて、少年に逢はない日は、ホツケスに逢ふのも、嫌になつてしまつた。
牧場の音楽師 北条民雄
5分以内
  1,455 文字
夕方になると、私はなんとなくじつとしてゐられないので、定つて散歩に出る。
牧場の音楽師 北条民雄
夕方になると、私はなんとなくじつとしてゐられないので、定つて散歩に出る。
井の中の正月の感想 北条民雄
5分以内
  1,484 文字
諸君は井戸の中の蛙だと、癩者に向つて断定した男が近頃現れた。
井の中の正月の感想 北条民雄
諸君は井戸の中の蛙だと、癩者に向つて断定した男が近頃現れた。
無題Ⅱ 北条民雄
5分以内
  1,496 文字
この部屋には東と北とに窓がある。
無題Ⅱ 北条民雄
この部屋には東と北とに窓がある。
孤独のことなど 北条民雄
5分以内
  1,546 文字
――美しいものは一番危つかしい。
孤独のことなど 北条民雄
――美しいものは一番危つかしい。
白痴
(1935年)
北条民雄
5分以内
  1,649 文字
親父は大酒飲みで、ろくすつぽ仕事もせず毎日酔つぱらつては大道に寝転び、村長でも誰でも口から出ま...
白痴 北条民雄
親父は大酒飲みで、ろくすつぽ仕事もせず毎日酔つぱらつては大道に寝転び、村長でも誰でも口から出まかせに悪口雑言を吐き散らすのが無上の趣味で、母親は毎日めそめそ泣いて、困るんでござります困るんでござりますと愚痴つてばかりゐる意気地なしなのである。
断想 北条民雄
5分以内
  1,677 文字
自殺を覚悟するとみな一種の狂人か、放心状態に陥る。
断想 北条民雄
自殺を覚悟するとみな一種の狂人か、放心状態に陥る。
覚え書 北条民雄
5分以内
  1,772 文字
癩文学といふものがあるかないか私は知らぬが、しかしよしんば癩文学といふものがあるものとしても、...
覚え書 北条民雄
癩文学といふものがあるかないか私は知らぬが、しかしよしんば癩文学といふものがあるものとしても、私はそのやうなものは書きたいとは思はない。
書けない原稿 北条民雄
5分以内
  1,820 文字
今日は二月の二十七日だ。
書けない原稿 北条民雄
今日は二月の二十七日だ。
無題Ⅰ 北条民雄
10分以内
  2,206 文字
太陽はもう山の向うに落ちてしまつたが、まだあたりは明るかつた。
無題Ⅰ 北条民雄
太陽はもう山の向うに落ちてしまつたが、まだあたりは明るかつた。
可愛いポール 北条民雄
10分以内
  2,369 文字
ミコちゃんの小犬は、ほんとうに可愛いものです。
可愛いポール 北条民雄
ミコちゃんの小犬は、ほんとうに可愛いものです。
すみれ 北条民雄
10分以内
  2,428 文字
昼でも暗いような深い山奥で、音吉じいさんは暮して居りました。
すみれ 北条民雄
昼でも暗いような深い山奥で、音吉じいさんは暮して居りました。
精神のへど 北条民雄
10分以内
  2,919 文字
「兄弟よ。
精神のへど 北条民雄
「兄弟よ。
盂蘭盆 北条民雄
10分以内
  3,325 文字
一号室ではまた盆踊りの練習が始まつた。
盂蘭盆 北条民雄
一号室ではまた盆踊りの練習が始まつた。
外に出た友 北条民雄
10分以内
  3,402 文字
「二三年、娑婆の風にあたつて来るよ。
外に出た友 北条民雄
「二三年、娑婆の風にあたつて来るよ。
頃日雑記
(1938年)
北条民雄
10分以内
  3,580 文字
朝、起き上るたびに私は一種不可解な気持をもつてあたりを見廻さずにはゐられない。
頃日雑記 北条民雄
朝、起き上るたびに私は一種不可解な気持をもつてあたりを見廻さずにはゐられない。
独語 北条民雄
30分以内
  5,006 文字
昨日MTLで「療養所文芸の発展策その他」について書いた諸氏のものも拝見し、また原田嘉悦氏の雑記...
独語 北条民雄
昨日MTLで「療養所文芸の発展策その他」について書いた諸氏のものも拝見し、また原田嘉悦氏の雑記をも読んでみた。
発病 北条民雄
30分以内
  5,177 文字
いつたいに慢性病はどの病気でも春先から梅雨期へかけて最も悪化する傾向がある。
発病 北条民雄
いつたいに慢性病はどの病気でも春先から梅雨期へかけて最も悪化する傾向がある。
戯画
(1936年)
北条民雄
30分以内
  5,299 文字
彼女は非常に秀れた頭脳を持つてゐたのだと僕は思ふよ、これといふ理由はないのだけれど。
戯画 北条民雄
彼女は非常に秀れた頭脳を持つてゐたのだと僕は思ふよ、これといふ理由はないのだけれど。
青い焔 北条民雄
30分以内
  5,416 文字
第一章霧の深い夜が毎晩のやうに続いた。
青い焔 北条民雄
第一章霧の深い夜が毎晩のやうに続いた。
鬼神 北条民雄
30分以内
  6,806 文字
水の上あれからもう三年経つた。
鬼神 北条民雄
水の上あれからもう三年経つた。
続重病室日誌
(1937年)
北条民雄
30分以内
  7,560 文字
九月二十四日。
続重病室日誌 北条民雄
九月二十四日。
青年 北条民雄
30分以内
  7,590 文字
第一章朝のうちに神戸港を出帆した汽船浪花丸がひどくたどたどしい足どりで四国のこの小さな港町に着...
青年 北条民雄
第一章朝のうちに神戸港を出帆した汽船浪花丸がひどくたどたどしい足どりで四国のこの小さな港町に着いたのは、もうその日の夕暮であつた。
眼帯記 北条民雄
30分以内
  8,621 文字
眼帯記北條民雄ある朝、眼をさましてみると、何が重たいものが眼玉の上に載せられているような感じが...
眼帯記 北条民雄
眼帯記北條民雄ある朝、眼をさましてみると、何が重たいものが眼玉の上に載せられているような感じがして、球を左右に動かせると、瞼の中でひどい鈍痛がする。
青春の天刑病者達
(1980年)
北条民雄
30分以内
  10,760 文字
霧の夜黒ぐろとうちつづいた雑木林の間から流れ出る夜霧が、月光を浴びて乳色に白みながら見るまに濃...
青春の天刑病者達 北条民雄
霧の夜黒ぐろとうちつづいた雑木林の間から流れ出る夜霧が、月光を浴びて乳色に白みながら見るまに濃度を加へて視野遠く広がつた農園の上を音もなく這ひ寄つて来る。
癩院記録
(1936年)
北条民雄
30分以内
  11,332 文字
入院すると、子供を除いて他は誰でも一週間乃至二週間ぐらゐを収容病室で暮さなければならない。
癩院記録 北条民雄
入院すると、子供を除いて他は誰でも一週間乃至二週間ぐらゐを収容病室で暮さなければならない。
柊の垣のうちから
(1938年)
北条民雄
30分以内
  11,422 文字
心の中に色々な苦しいことや悩しいことが生じた場合、人は誰でもその苦しみや懊悩を他人に打明け、理...
柊の垣のうちから 北条民雄
心の中に色々な苦しいことや悩しいことが生じた場合、人は誰でもその苦しみや懊悩を他人に打明け、理解されたいといふ激しい慾望を覚えるのではないだらうか?そして内心の苦しみが激しければ激しいほど、深ければ深いほど、その慾望はひとしほ熾烈なものとなり、時としてはもはや自分の気持は絶対に他人に伝へることは不可能だと思はれ、そのために苛立ち焦燥し、遂には眼に見える樹木や草花やその他一切のものに向つてどなり泣き喚いてみたくすらなるのではあるまいか?少くとも私の経験ではさうであつた。
続癩院記録
(1936年)
北条民雄
60分以内
  12,353 文字
十個の重病室があり、各室五名づつの附添夫が重病人の世話をしてゐることはさきに記したが、これらの...
続癩院記録 北条民雄
十個の重病室があり、各室五名づつの附添夫が重病人の世話をしてゐることはさきに記したが、これらの附添夫も勿論病人であり、何時どのやうな病勢の変化があるか解らない。
癩を病む青年達
(1980年)
北条民雄
60分以内
  16,541 文字
序章他の慢性病もやはりさうであらうが、癩といへども、罹つたが最後全治不可能とはいへ、忽ちのうち...
癩を病む青年達 北条民雄
序章他の慢性病もやはりさうであらうが、癩といへども、罹つたが最後全治不可能とはいへ、忽ちのうちに病み重るといふことはなく、波のやうに一進一退の長い月日を過しつつ、しかし満ちて来る潮のやうに、波の穂先は進んでは退き進んでは退きしつつやがて白い砂地を波の下にしてしまふ。
間木老人
(1935年)
北条民雄
60分以内
  19,705 文字
この病院に入院してから三ヶ月程過ぎたある日、宇津は、この病院が実験用に飼育してゐる動物達の番人...
間木老人 北条民雄
この病院に入院してから三ヶ月程過ぎたある日、宇津は、この病院が実験用に飼育してゐる動物達の番人になつてはくれまいかと頼まれた。
道化芝居
(1938年)
北条民雄
1時間〜
  49,070 文字
どんよりと曇つた夕暮である。
道化芝居 北条民雄
どんよりと曇つた夕暮である。
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