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1時間〜で読める森鴎外の長編作品

青空文庫で公開されている森鴎外の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編14作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(24,001文字〜の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜14件 / 全14件
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金井湛(しずか)君は哲学が職業である。
越後の春日を経て今津へ出る道を、珍らしい旅人の一群れが歩いている。
壱古い話である。
従四位下左近衛少将兼越中守細川忠利は、寛永十八年辛巳の春、よそよりは早く咲く領地肥後国の花を見すてて、五十四万石の大名の晴れ晴れしい行列に前後を囲ませ、南より北へ歩みを運ぶ春とともに、江戸を志して参勤の途に上ろうとしているうち、はからず病にかかって、典医の方剤も功を奏せず、日に増し重くなるばかりなので、江戸へは出発日延べの飛脚が立つ。
その三十七年如一瞬。
朝小間使の雪が火鉢に火を入れに来た時、奥さんが不安らしい顔をして、「秀麿の部屋にはゆうべも又電気が附いていたね」と云った。
壱小泉純一は芝日蔭町の宿屋を出て、東京方眼図を片手に人にうるさく問うて、新橋停留場から上野行の電車に乗った。
一、西町奉行所天保八年丁酉の歳二月十九日の暁方七つ時に、大阪西町奉行所の門を敲(たゝ)くものがある。
その頼山陽は寛政十二年十一月三日に、安藝国広島国泰寺裏門前杉木小路の父春水の屋敷で、囲の中に入れられ、享和三年十二月六日まで屏禁せられて居り、文化二年五月九日に至つて、「門外も為仕度段、存寄之通可被仕候」と云ふ浅野安藝守重晟が月番の達しに依つて釈された。
播磨国飾東郡姫路の城主酒井雅楽頭忠実の上邸は、江戸城の大手向左角にあった。
我に問ふ、何故に久しく文を論ぜざるかと。
津下四郎左衛門は私の父である。
細木香以は津藤である。
わたくしは澀江抽齋の事蹟を書いた時、抽齋の父定所の友で、抽齋に劇神仙の號を讓つた壽阿彌陀佛(じゆあみだぶつ)の事に言ひ及んだ。
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